Barracuda 7200.11 Reporting Wrong Cache Size

2ちゃんのSeagateスレでも話題になっていたのですが、Seagate製HDD Barracuda 7200.11を買ったはずなのに、キャッシュが正常に認識しない問題です。
32Mで認識するはずが、8Mになったり0KBになったりするようです。
なんでもキャッシュサイズを取得するアルゴリズムの不具合で、BIOSの認識がおかしくなるのだそうです。
これを正常に認識させるファームウェアが公開されております。


該当機種は以下の3機種で、ファームウェアがSD04、SD14のモデルに発生するそうです。

  • ST3500320AS  PN 9BX154-302 with firmware code SD04 or SD14
  • ST3750330AS  PN 9BX156-302 with firmware code SD04 or SD14
  • ST31000340AS  PN 9BX158-302 with firmware code SD04 or SD14

該当機種を持ってる人はデバイス名を確認してみることをお勧めします、320ASが820ASとかになってるとアタリだそうです。
しかしファームの不具合だったのか、てっきりリマーク品かと思ってました。


12/16 追記 Seagateスレより

Seagateのキャッシュ表示はチップの容量をそのまま表示するのがデフォ。
32MiBはATA-1通り512Byteで割ると32*1,024*1,024=33,554,432/512=65,536、16進数で0x10000になる。
キャッシュの返答用は4桁(WORD)しか割り当てられてないから5桁の32MBピッタリは溢れて表現できない。

HGSTはコントローラーのプログラムがワークとして使う領域をマイナスして返すから32MB未満に収まってる。
HGSTを使う奴ならピッタリ8120KBとか帰ってこないのが常識になってるんだろ。

つまり、仕様だったみたいです(・∀・)