インテル、AMDと独禁法違反訴訟などで全面和解

インテルAMDが以前から争っていた裁判で、和解が成立したそうです。
以下が和解の条件とのことです。

  • Intelは,AMDに対して12億5000万ドル(約1130億円)の和解金を支払う
  • 両社は5年間の特許クロスライセンス契約を締結し,ライセンス合意に関連したすべての異議申し立てを取り下げる
  • 訴訟のなかでAMDが不適切だと指摘していた一連の商慣習を,Intelは今後行わない
  • AMDは,同社が米国デラウェア州地方裁判所へ提訴していた1件,同社の日本法人である日本AMDが提訴していた2件も含め,すべての訴訟や,規制関連の訴えを取り下げる


各国で争っていた案件ですが、インテルの敗色が強まっていただけに妥協案という感じでしょうか。
和解したということは、非を認めたということですから、インテルが各PCメーカーに圧力をかけていたことを認めたことになり、そんな圧力は存在しないと言い続けていたこの人はどう対応するんでしょうかね。