キャッシュ64MBの安価な1TB HDDがWesternDigitalから登場

WesternDigitalから新たに発売されたHDDの記事です。
なんでもこのHDDから内部的に新しいフォーマットを採用したとのことです。


詳しく書いている方がいました。

ひっそりと採用された新物理フォーマット
あまり知られていないようですが、実はこのWD10EARSから物理レベルでのフォーマットが変更になっているそうです。新たに採用されているのは『Advanced Format Structure』。
現在の販売されているHDDでは512byte単位でデータを分割し、前後にECCCRCなどのエラー訂正符号、同期用のセクタ間ギャップ、ヘッド位置制御用のサーボフィールドを加えて一つのセクタとして記録している。


『Advanced Format Structure』ではデータの分割単位を4096byteに。これに伴い、エラー訂正符号『ECC』の符号長は長くなったが、そのほかの符号長は変わらないため、同じだけのデータを記録しようとすると10%ほど記憶領域が節約できるとか。
また、節約した記憶領域の一部をECCに割り当てることでエラー回復率を50%改善しているとのこと。

なかなか面白そうなHDDです。